種によって発生時期は異なりますが、春から秋にかけて水辺に現われ、家畜や人を吸血します。
蚊と同様に、吸血するのは雌だけです。 集団でいることが多いため、一度に何ヵ所も刺されることもよくあります。
活動時間は朝方と夕方で、特に朝方は活発化します。
ヌカカ
ヌカカに刺された症状
特徴と分布 | ヌカカは、ハエ目ヌカカ科に属する体長1~2mm程度の昆虫の総称です。 糖粒と同じように小さいものであることから「糖蚊」と呼ばれる、小さい蚊の仲間です。 国内に広く分布し、海や川、沼や田んぼ、森林の渓流など水辺に生息している。 |
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種別・生息地 | 山間部:ヌノメモグリヌカカ、ミヤマヌカカ 水田地帯:ホシヌカカ 平地(田んぼなどの近く):ブユモドキ 海沿い:イソヌカカ、トクナガクロヌカカ |
生態・発生時期 | 種によって発生時期は異なりますが、春から秋にかけて水辺に現われ、家畜や人を吸血します。 蚊と同様に、吸血するのは雌だけです。集団でいることが多いため、一度に何ヵ所も刺されることもよくあります。 活動時間は朝方と夕方で、特に朝方は活発化します。飛行能力が低いことから、風が強いときは被害にあうリスクも低くなります。 |
被害 | ヌカカは小さな虫ですが、刺されたときのかゆみや痛みは、蚊とは比べものにならないほど強烈です。 刺された箇所が赤く腫れ、水ぶくれになってしまうこともあります。 ヌカカに刺されるとどのような症状が起こるのか、症状や被害の特徴についてご説明いたします。 遅れてかゆみ・痛みが発生(遅延反応型) 刺された場合、かゆみや痛みはかなり時間が経ってから現れます。 刺されたときに注入されるヌカカの唾液成分が体内の抗体と反応し、ヒスタミンというかゆみ物質が分泌されることで、はじめて症状が現れます。 こうした特徴から、刺されたことに気づかず、突然やってくるかゆみや痛み、体に無数についた赤い斑点を見て驚く人もいるようです。 かゆみや痛みが長期間続く かゆみや痛みは、蚊とは比べものにならないくらい長く続きます。 特にかゆみに耐えられずに、つい患部を掻きむしって悪化させてしまうケースも多く、1週間程度から1ヵ月近く症状が続くこともあります。 一度に複数個所を刺す 集団で活動することの多いヌカカは、刺すときも集団で襲う場合があります。 このため、一度に何十カ所も刺されてしまうこともあります。 |
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