ブユは春から夏にかけて交尾を行い、きれいな水場に産卵します。
卵は約10日で孵化し幼虫となり、ひょうたんを細長くしたような姿(約6mm)で水辺の岩の表面や水草などにくっついて生活。3~4週間で水中のまま蛹となり、約1週間で羽化。
成虫したブユ(雌)の寿命は約1ヵ月と言われています。
ブユ
ブユに刺された症状
特徴と分布 | ブユは、ハエ目(双翅目)カ亜目ブユ科に属する昆虫の総称。 人などの哺乳類から吸血する衛生害虫です。体長は約3~6mm。 小さなハエのような見た目をしていて、体の色は全体的に黒っぽく、腹部は黒と黄色の縞模様をしています。 |
---|---|
生態・発生時期 | ブユは春から夏にかけて交尾を行い、きれいな水場に産卵します。 卵は約10日で孵化し幼虫となり、ひょうたんを細長くしたような姿(約6mm)で水辺の岩の表面や水草などにくっついて生活。 3~4週間で水中のまま蛹となり、約1週間で羽化。成虫したブユ(雌)の寿命は約1ヵ月と言われています。 そんなブユの一番の天敵がトンボ。その他の昆虫や爬虫類、両生類、哺乳類などさまざまな生物のエサとなります。 |
種別・生息地 | 世界では約1,450種類、日本では約60種類のブユが確認されていますが、なかでも「アシマダラブユ」や「アオキツメトゲブユ」という種類は、全国的に生息するブユの代表格。 特に「アオキツメトゲブユ」は激しく人を襲う種類であると言われています。 |
被害 | ブユは皮膚を咬みちぎって吸血するので咬まれると赤い出血点や流血、水膨れが現れます。 吸血の際に唾液腺から麻酔のような物質(毒素)を注入するため、吸血直後はそれほどかゆみを感じなくても翌日以降に症状が出ることがあり、患部が赤く腫れ上がり激しい痛みや疼痛、発熱などの症状が1~2週間続くことも。 体質によってはアレルギー性の強い腫れやかゆみを引き起こし、場合によっては腫れが1ヵ月以上続き、慢性湿疹となると完治まで数年かかることもあると言います。 また、ブユに何ヵ所も吸血された場合、リンパ管炎やリンパ節炎を併発したり呼吸困難などに陥ることもあります。 |
ヒノショーでは、一定期間利用したいお客様にモニター器の貸出を有償で行っております。
ご希望の方は、お問い合わせください。
製品についてのご質問など、お気軽にお問い合わせ下さい