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2023.09.30
当社、伊東事務所の庭にフジバカマが咲いています。フジバカマはキク科ヒヨドリバナ属の多年生物植物。「秋の七草」の一つです。夏の終わりから秋の初め、茎の先端に直径5mmほどの小さな花を、長さ10cm前後の房状に多数咲かせます。現在の日本には自生に適した環境が少なくなったため激減し、絶滅危惧種となっています。フジバカマの名で市販されているものの多くは、サワフジバカマ(フジバカマとサワヒヨドリの雑種)です。生乾きの茎葉にクマリンの香り(桜餅の葉の香り)があり、中国では古く芳香剤として利用されました。渡り蝶のアザギマダラがフジバカマを吸蜜します。アサギマダラは翅の模様が鮮やかな大型のチョウで、長距離を移動します。
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